どうも、こんばんはコンサル妻です。
何度も言って恐縮ですが、9月いっぱいで現在の職場を退職することになりました。
退職する職場はベンチャーかつ上場企業だったので、中の人目線で「ベンチャー×上場企業ってどうなの?」を徹底解説します。
目次
1、ベンチャー企業とは
一般的にいわれている意味 人気が高まるベンチャー企業とは、どんな会社なのでしょうか。 ベンチャー企業の意味は、一般的に「新しい技術や高度な知識を基に、既存の大企業では実施しにくい創造的・革新的な経営を展開する企業」とされています。 … そのため、「スタートアップのベンチャー企業」という言い回しも、誤りではありません。
出典:【ベンチャー企業とは】気になる意味とオススメの会社BEST100│転職・就職に不向きな人の特徴5つ
色々ベンチャー企業のことを調べましたが、明確な定義づけはないようです。
老舗企業との大義語として、若く前衛的な企業に使われるケースが多いとのこと。
2、上場企業とは
上場とは 上場の”場”とは、株式市場のことを指します。 株式市場に上がって、証券取引所で株式の売買ができるようになることを「上場」と呼びます。 上場企業とはその株式を発行できる企業のことです。
出典:上場企業って何?|仕事百科
ちなみに上場にもいくつか種類があります。
コンサル妻の在籍していた会社は「マザーズ上場」企業でした。
マザーズは、大企業よりベンチャー企業等のどちらかというと
これから成長していくような企業を対象とした株式市場です。
上場することによって、市場からの資金調達が可能になったり、
企業としての信頼度が増すといった効果があります。
(企業の信頼度が高いと、社員にとっては住宅ローンなどの
融資も受けやすくなるなどのメリットがあります。)
ただ、マザーズは上場審査が甘いと言われており、信頼性に
ついて不安もあります。
出典:マザーズに上場するとは、つまりどういうことなんですか?
3、「ベンチャー×上場企業」って離職率が高いのは本当?
ベンチャー企業は上記に書いてある通り、「今までに無かった革新的なことをやっていこう!」という企業風土があります。
そのため、昨日までやっていた案件の利益率が低いと判断されれば、次の日からは全く違う作業をすることも。
そういった会社の変動についていけず、退職する人が一定数いると考えて良いでしょう。
また、上場企業は株を株主に買ってもらうことが最終コンバージョンのため、前年度より+(プラス)の売り上げ維持を要求されます。
このため、社内事情や社会情勢の変動はともかく、なんとしててでも売り上げを伸ばすことを会社は社員に要求します。
上場企業であるという特性上仕方のないことですが、売り上げ至上主義の会社についていけず、退職する人も多くいらっしゃいます。

4、「ベンチャー×上場企業」に向いている人
色々と上に書きましたが、「ベンチャー×上場企業」に向いている人も中にはいます。
- 2~3年で転職したい人
- 色々な業務を体験したい人
- 若い人
「ベンチャー企業×上場企業」の離職率は高く、コンサル妻がいた会社は月に2人辞めるなんてザラでした。
そのため、退職しやすい点がメリットといえるでしょう。
次に目指す会社や目標が決まっており、「期間限定で色んな業務にチャレンジしたい!」という方にはピッタリではないでしょうか。
5、「ベンチャー×上場企業」に向いていない人
- 終身雇用を望んでいる人
- 家族がいる人
- 安定して同じ業務がしたい人
「死ぬまでこの会社で頑張りたい!」と考える方は、本当に「ベンチャー×上場企業」はオススメしません。
なぜなら自分はそう思っていても周りがどんどん辞めていき、引き継ぎなどの本来不必要な業務をこなさなくてはいけなくなる可能性が高いからです。
また、家族がいるために辞めたいけど辞められない人も多く見てきましたので、フットワークが軽い方のほうが「ベンチャー×上場企業」に向いているといえるでしょう。

6、「ベンチャー×上場企業」に限らず、離職率の高い企業の見分け方
コンサル妻は平社員なのに、面接に駆り出されたことが何度かあります。
よっぽどの大企業以外は、人事部ではなく現場の人間が面接官をやるケースはとても多いです。
もし面接を受ける企業で「もしかしてこの会社、離職率高いのでは…?」と感じた際に使える逆質問をお教えします。
「失礼ですが、面接官の方々の勤続年数を教えていただけますでしょうか?」
この質問により、実際に現場にいる社員の勤続年数がわかります。
ちなみにコンサル妻が面接官をやっていた時に駆り出された社員の勤続年数は、コンサル妻:2年3カ月、先輩:2年4カ月、上司:2年1カ月でした。
7、さいごに
いかがでしたでしょうか。
コンサル妻は退職しますが、中には「ベンチャー×上場企業」に向いている人もいます。
新卒で会社を選ぶ場合、転職する場合などの参考になれば幸いです。
コンサル妻。

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